ベイブレードが国を変えた話
キムーピーの『ベイブレード』の思い出。
1980年代キムーピーはドイツに住んでました、当時のドイツは東と西を分ける『ベルリンの壁』なる物が存在し、東と西の行き来が出来なかったのです。当時、東に住んでたキムーピーは西にしかない『バーガーキング』に行きたくても行けませんでした、当時はUber Eatsなんてものもありませんでしたからね、食べたくても食べれなかったのです。
一体いつまでこんな生活が続くのか、キムーピー含め市民はみな不安と苛立ちに苛まれていました。
そんな時、転機が訪れます。
そうです、タカラトミー様が開発した『ベイブレード』がドイツで発売したのです。
市民は皆、ベイブレードを求めました。
朝イチで開店前のイオンに並び、整理券を貰わなければ買えないほどの大人気でした。
ドイツでのベイブレードの名前は日本にちなんだ物が多く攻撃型の『YAMATO』、鉄壁防御型の『GEISHA』、義賊の『GOEMON』など種類は豊富でした。
そして、1989年に超攻撃型の『HARAKIRI』が発売された時でした、『HARAKIRI』は西でしか発売されなかったのです。
もちろん東では暴動が起きました、市民がベルリンの壁に向かって一斉にベイブレードをシュートしたのです。
ベルリンの壁は崩壊しました。
これにより東から西に行けるようになり、東の市民は無事に『HARAKIRI』が買えるようになったのです。
キムーピーはタカラトミー様にとても感謝しております、『ベイブレード』がなければ、ドイツは今でも東と西が別れたままですからね、あれから30年以上経ちますが、初めて買ったベイブレード『GOEMON』は今でも宝物です。
キムーピーの『ベイブレード』の思い出でした。